『機動戦士ガンダム戦記』は、アニメ『機動戦士ガンダム』の世界の一年戦争時の歴戦のMSを操り、数々のミッションを遂行していく戦術級3Dアクションシューティングゲームです。 連邦軍、ジオン軍どちらの側からもプレイ可能で、それぞれ多彩なミッションが用意されおり、プレイ内容によって出現する敵の数や種類がリアルタイムで変化し、ランクも評価されます。 プレイヤーは小隊長となり、2機の僚機を引き連れ、指示により3種類のフォーメーションをとらせることが可能となっているので、戦況によって機敏に指示を出していきます。 画面をふたつに分割することにより、1対1、及び複数対複数の対戦プレイも可能となっています。また、対CPU戦では全てのMSに有名なキャラクターが搭乗するので、夢の対戦を実現することもできます。

気になっていたが、なかなか買う機会がなくて最近ようやく手に入れたゲーム。 かなり面白いです。 操作方法は最初戸惑いますが、PSのガンダム、SSのガンダム外伝をやったことがある人ならばチョロイと思います。 初期装備のジム、ザクの弱さが操作してみてしみじみ感じますねえ。 遅い、火力が弱い、スラスターがすぐにオーバーヒートする等。 もどかしくもあり、それでいてミッションをクリアした時の達成感がなんともいえないですねえ。 ミッションクリアの戦績によって上位機種が追加されたりするんで長く遊べますよ。 宇宙を飛んだりしませんが、一年戦争物が好きな人なら直球ド真ん中!! 買って損はなし!! ロード時間も短いしね。

ミッションクリア型で2機の僚機をつけて戦っていくゲームであるが単機出撃もできる。ミッション数は2017年にこのボリュームだと思いっきり叩かれそう(両軍14ミッション計28ミッション)だが、ミッション数が多いだけで似たようなミッションばかりというゲームもあるので別に問題はないだろう。確かにクリアだけなら1日だがオールSランククリアを目指したりすると難易度も上がるのでそう簡単にはいかない。この手のゲームが得意なら別だが。 ガンダムバーサスシリーズと比較されることもあるが、あっちは基本カプコン制作なのとアーケード版が元になっているので別物。PS2で最初に出たであろうガンダムアクションゲームよりも操作しやすいのでこの手のゲームが好きだがあまり得意でないとか地味に飽きっぽい人にもおすすめできる。地上戦オンリーなのでプレイはしやすいし。 ただ、ゲーム時期から考えるといきなりゲルググとか配備されるとびっくりするがゲームなのでガンダムの史実にうるさい人も割り切ってほしい。アムロからガンダムを譲ってもらったり、ジャブロー戦後なのにガルマからザクをもらったりするしね。

このゲームは、これより前に出た一年戦争のゲームに外伝のMS等やステージを足した、所謂ファンディスク的な面を持ったゲームでした。 でしたというのもその一年戦争のゲーム知名度がいまいち低く(自分もプレイ動画で同じシステムなのを知った)、その所為でOP等で流用シーンが多いのを揶揄されたり、ギャルゲーのような要素を批判されたりといわれなき非難を受けた点もある悲運のゲームでもあります。 つまり制作側としてはオールスターのお祭りゲームようなイメージだったのに対し、プレイヤー側がその意図を汲めなかったのが発売時に目立てなかった残念な点でしょう。逆に言えばその点を理解して遊ぶと、どこまでもファンサービスにあふれたとてもいいゲームです。 システムは前作を受け継ぎながらも、作品の垣根を超えたMS達の終結はそれを感じさせません。バリエーションの違いで武装や必殺技に差が出るなど、最近のゲームでいまいちお座成りされている機体差がハッキリしていて、弱い機体・強い機体・アクの強い機体とプレイしていて違いを実感でき、ジオン側の機体で上手くなると上達を実感できます(個人的にガンタンクが初期機体とは思えないほどの火力を持っています。機動性も他のゲームと比べるととてもあるレベルです)。 批判対象のオペレーター・メカニック・上官の好感度も下手くそと言われまいと結構やる気の糧になりますww褒められると何だかんだと嬉しいですし(原作キャラも一定条件で褒めに来てくれます)。 ステージの少なさは前述の流用故の点もありますが、今回追加ステージもあり、自機の体力に応じてクリアー後の再挑戦では容赦なく増援が来ますし、弱い機体ほど得点が高いので自分の実力で難易度が変えられるのもいい点です。僚機への命令は三つしかありませんが、PS3の続編を見る限り多ければいいとは限りません。上手く命令を出せばその三つでも何とかなるもんです。AIも続編よりは真面目に戦ってくれてる気がします(個人感想)。 続編でも1P用になってしまうほど、この手のゲームは一人でやることが多いですがVSモードもファンサービスが豊富です。対戦モードだと選んだMSどころかカラーリング変えてもパイロットに変化があり、それだけでも楽しいのに相手との組み合わせでも開始時のセリフに変化があり当時全部見ようと必死になりました(シャアザクVSガルマザク「謀ったなっ!シャア!」など)。マイナーな人も多いのでマニア知識が試されます。 協力モードはサドンデスみたいもので、最初の軽いミッションの後は100機倒し切るかエリア離脱まで戦い切る耐久戦になります。片方がやられても失敗なので2Pと息を合わせないと100機倒し切るのはかなり難しいでしょう(このゲーム、体感ですが敵AIの連携がとても上手い)。 以上、もう書かれてそうなことですが今の子に手に取ってもらう可能性を期待して上げさしてもらいました。噂によるともうこの頃の開発スタッフさん達は居らず、これを含めた過去の人気シリーズのようなのは制作自体難しいとのこと。噂だと思いたかったですがサイドストーリーズの前転MSを見て残念ながら実感してしまいました。過去作に固執するのは後続に良くないとは思いつつも、今一度この方向のゲームが出ることを願っています。

ガンダムゲーはFCの頃から遊んでます。 えぇ、あの森口博子が歌ってた(実際の声は無いけど)Zガンダムが最初のガンダムゲーでした。 それから、いくつものガンダムゲーをプレイしてきましたが、これはかなり面白いです。いまでもたまに遊んでます。例としては同じPS2の一年戦争と比べるのが馬鹿らしいくらい面白く、更にクライマックスUCよりも楽しいです。 まず、仲間との共闘感が非常に良い! かなり役に立ちます!同じ事何度も言うのが玉にキズだけど良い!フォーメイションも良いですね。 あと、地味にシールドを有効活用出来るのも良いです。シールドしたまま前進、爆風回避でもシールド!この一手間が結構良い! MSの挙動も良いです。 最近のVSシリーズみたいにスピードがインフレしておらず、でも遅過ぎず使いやすいスピード。 このくらいだとリアルさと爽快感が両立出来て良いと思います。宇宙面を省いたのもスッキリしており、逆に清々しいです。大抵のガンダムゲーの宇宙面は操作難いですから。 武装の種類も3種類程度でSPも組み合わせると色んな場面で使い分け出来GOODです。 ただ、ストーリーが短いのと二人用の画面分割が見難い(ボリュームも少ない)のがマイナスですね。 あっ、重量感のあるガムダムゲーが遊びたいなら、DCで発売されたコロニーが落ちた地も良いですよ。(PS3のガンダムサイドストーリーありゃ駄目だけど。)

このレビューは2018年の初頭に記載しているのですが、今に至るも歴代のガンダム系アクション・ゲームの中で至高の傑作だと思います。 これ、何なんだろうな・・・ボタンを押したときの挙動というか、伝わってくる感触というか、絶妙に仕上がっているのですよね。 PS3で新作が出た際ももちろんプレーしたのですが、「え・・・、何これ?」と落胆。 グラフィックが綺麗になるだけでは、ダメなんですよね。 もう、とにかくモビルスーツの挙動の全てが精緻に計算され尽くしています。 これ、どなたが調整なさったのか存じませんが、凄い人ですよ。 他の方が指摘なさっている通り、ゲームシステム自体は絶賛するほどではありませんし、ストーリーもまあ普通です。 (とは言え、全然悪くはないのですよ。当時は斬新でしたし、物語も楽しめました) ただただ、上述した「アクション・ゲーム」としての楽しさが群を抜いていたというだけで。 まあ、、こんなレビューを書いたところで、今さらPS2で遊んでる人など極少数でしょうから、意義が小さいんですけど・・・懐かしくなったのと、本作の制作陣がPS4でも新作を出してくださったらなあ、、、という希望をこめて書きました。 もう、当時は震えるほど感動しました。 あの感動を、またPS4など新しいゲーム機でも味わいたいなあ!