このシリーズは、この作品が初めてでした。とても面白いゲームだと思っていろんな機体で何周もしたけど、今、プレーすると長く感じます。つまらなくは、ないのですが。

異なる作品群を串刺しにし、同一フィールドに持ち出して来ていながら、素材の良さを活かしきれず、アレンジの悪さがばかりが目立つゲーム。多数の機体から僚機として選択しても、戦場ではほとんど活躍してくれない。ステージクリアした時点で、僚機に自機以上のダメージが入っていることは稀。プレーヤーが主目標撃破に専念し、雑魚一掃は僚機に、などということはできない。結局、プレーヤー自身が主体的に動く以外にクリアする道はない。各作品の機体それぞれに、支援、遠距離、単機戦闘とタイプが記されていても、全く無意味。作品上の、見た目の「連携演出」以外に何もないのだから。よって、「思い入れのある作品、機体を動かす」範疇を越えていない。数多くの選択肢を用意していても、それぞれの個性を活かしきれていなければ、数の多さはそのまま無駄にしかならない。もったいないと思う。戦闘はスピード感満載だが、くせがある。ブースト機能は高速前進にしか使えず、敵との間合いを詰めるのには有効だが、回避には使えない。マップが３Dで、地上戦は上下方向の「高度」があるにもかかわらず、急上昇や急降下にブーストが使えないのはどうしてなのか？ロックオン機能も不満点がある。ロックしていない標的、ロックしていても射程外の相手には、いくら撃ち続けてもダメージは入らない。ターゲット選択の基準設定は用意されているが、任意で選ぶことはできない。そのため、狙いたい正面遠距離の目標ではなく、背後の近距離を強制的に選ばされることもある。前述した、ダメージを入れるためにはロック必須の条件があるため、とても使いにくい。「駄作」は言い過ぎるが、これだけの要素を盛り込んでいながら、評価が辛くならざるをえないのは、演出や構成など、中身を研き切れていないからだと思う。言い換えれば、きちんと手を加えれば大化けする作品だったのにと思う。

内容としては、淡々と進めていく作業ゲーに近いと思う。ただし、機体のカスタマイズや機体数については、満足出来ると思う。ストーリーはオリジナルなので、好き嫌いはあると思う。まだ途中だが、正直、一通りクリアしないと何とも言えないが……。

前作の、問題点を改善し全体的にボリュームアップしている登場作品も少し変更されてるＧガンダムは、あんまり要らないな（笑）全体的には、良作ですね。あと、欲を言えばリアル系の期待だけじゃなく、スーパー系の機体も入れてほしいな例えば、創聖のアクエリオンから、（ＰＤで河森氏本人が出してくれないかなと言ってるし）アクエリオンおよび強攻型アクエリオン、冥王計画ゼオライマーから、ゼオライマーなどあと、ファイブスター物語の機体、（リアルでもスーパーでもないと思うが）K.O.G、L.E.Dミラージュ、ワンダー＆クラウドスカッツ、バッシュ・ザ・ブラックナイト､破裂の人形（偽装状態からの変形を出してほしい）ヤクト・ミラージュなんか出してほしい。あと、ゼーガペインも。出してほしい、機体を上げればきりが無いが、次回作で何の機体が出るのか楽しみです。

好きなキャラで戦っていけるのはたまらないと思いますよ。私はドラグナーとかダンバインが好きでよく使っていましたが、バルキリーのミサイルも素敵でしたね。このゲームの面白さは敵を撃墜する爽快感にあると思いますけれども、中盤辺ですか、大きな建物の中でのミッションがあるのですが、そこでどこに通路があるのかがわからず、ターゲットを見つけられないままクリア出来なかったことがあります。ついでに酔いました。陸地での戦闘は燃えたんですけどねぇ・・・。

古いゲームだけど、キャラを知っていれば、じゅうぶん楽しめる。

今作を始めてプレイしたがなかなか良い出来だと思う。簡単な操作で機体を操作している感覚を味わえ、機体ごとの特徴も結構良く再現されているのでアニメのような戦い方が可能、ロボットファンならかなり燃える。2週目以降でないと使用できない機体もかなりあり、やり込み派も満足できると思う。不満な点はキャラクターの動画がしょぼいことと、戦闘中にしかキャラ同士の会話が無い事。緊迫した掛け合いはいいのだが、戦闘に集中している時にまったりした会話をされても聞く余裕が無い（汗。スパロボのようなシナリオデモでのキャラ同士の会話があればよかったのだが…あと、個人的にはＧガンのシナリオが少なかったのが残念だった。せめて東方不敗マスターアジアは出して欲しかった。評価としては次回作への期待を込めては星4つにしたが、スパロボファン、ロボットファンなら充分楽しめると思う。