『ナムコ クロス カプコン』は、コンテンツホルダー東西の雄ともいえる『ナムコ』と『カプコン』の2社が手を組んで誕生したシミュレーションRPGとなります。 本作では、両社の数多の作品の中から新旧200以上もの魅力的なキャラクターたちが集結し、出展作の世界観、必殺技や魔法などもふんだんに盛り込まれ、壮大な物語が展開されていきます。 バトルは方向キーと○ボタンの組み合わせによる簡単操作で、格闘ゲームの複雑なコマンド入力が苦手なプレイヤーも爽快感溢れるバトルを楽しむことができます。また、超必殺技や複数攻撃時にはキャラクターイラストによるスチルが挿入され、バトルシーンをド派手に盛り上げてくれます。お祭り作品にピッタリの豪華な声優陣が多数起用されています。

いまさらって感じもする方もいるかもしれませんが、自分はこのゲームは大好きで今でもやります。とにかくはまります。ストーリー、戦闘時のコンボの決める快感さ、キャラごとのBGM、MA(マルチプルアサルト)攻撃システム、オープニングテーマやエンディングテーマまで、あらゆるところに感動がつまってゲームをさらに盛り上げてくれます。最終話はすべてのキャラの一致団結に涙。自分は何回もクリアしても、飽きないでやってます。それだけ面白いです。まぁ、レベル上げが無限にできない点など、やりこみ面では、多々不満や残念なところがありますが、気にならない程度です。ナムコクロスカプコン2が出たら、自分的にはとても嬉しいです。まだやったことがない方、ナムコ、カプコンキャラが好きな方は絶対お勧めのゲームです。ぜひ迷っている方はやってみてください。

作中に登場する80年代中頃から90年代前半にかけてのゲームタイトルの数々(魔界村、妖怪道中記、源平討魔伝、ロストワールド、ドルアーガの塔、ワンダーモモ、超絶倫人ベラボーマン、ワルキューレの冒険、ストライダー飛竜etc.etc)は、私のような、かつてのゲーム少年(現オッサン)の心をときめかせるには十分なラインナップ。当時、リアルタイムで遊んできた思い出深いゲームに登場したヒーロー、ヒロインたちの夢の競演であり、もう二度とは会えないと思っていた彼らとの邂逅が何よりも嬉しい。 ゲームシステムも慣れればシンプルだし、難易度も低め。多くのキャラが出るのに、戦闘シーンでも、会話シーンでも、ちゃんと全員にバランス良くスポットライトが当たるように考えられている。スト2のリュウとケンが船内に現れたローパーを倒す登場シーンなどは「おおっ、ギルも手こずったローパーを無手で倒すとはさすが!」と興奮してしまう(笑)。 ゲーム部分はキャラとの一体感を齎すためのもので、この作品の本質は、本来、重なり合うことの無かった世界のキャラたちの出会いが織り成すドラマを楽しむこと。そこを理解、感情移入できない人は始めから選択すべきタイトルではない(ましてリアルタイムバトルではないからダメだというトンチンカンな見方しか出来ない人にはむしろ立ち入ってもらいたくない領域)。 確かに防御戦闘のテンポの悪さなど不満点もあるが、そんな事は些細なこと。決してノスタルジーではなく、リアルタイムに世界を救うヒーロー、ヒロインたちの活躍と夢の競演が楽しく、そして嬉しい作品。かつて夢中で遊びながら、いつの間にか記憶の中に埋もれていた彼らとの再会。今も元気に彼らがそれぞれの世界で活躍していることが分かっただけで満足。

悪くないと思います。そんなに複雑な操作は要求されないのでアクションゲームとかが苦手な人でも気軽にプレイできるし、登場するゲームのストーリーを知らなくても、面白いところは面白いし、キャラクターは多いし、自分の好きなキャラクターが活躍するシーンはワクワクするし、 あまり知らなかったキャラやゲームのことも知ることができし・・・。 ただ、キャラ人選がイマイチ。もっと人気のあるキャラクターとかもストーリーに絡ませることはできたんじゃないかな。 全体的に見ればキャラゲーとしても、一つのゲームとしても、面白いです。

よく言うゲームの難易度は他の皆様と同様あまり高くないと思います。 シナリオを進めるのも時間をかければ、誰でもすすんで行けます。 ですが、このゲームの良さは、育成に尽きると思います。 お気に入りのキャラをとことん極めるか、どんな敵と接触しても瞬殺されないよう、バランスよくレベルアップしていくか、初めは使えなかったキャラも、強力な技を覚えて主力になったりと育成することで愛着もわきます。 シナリオは会話を通じてストーリーが進んでいきますが、どんなキャラを出撃させているかによって、セリフが若干変わります。 その会話も笑いのツボを抑えてあり、何回もプププ…ッ!と吹き出してしまいました。 そんなこんなで楽しくプレイしています。 とにかく「こいつは重畳だ!!」です(笑)

テキストが面白い! ラインナップ作品をみて懐かしいと思える世代ならば、思わずクスリとする小ネタの数々がちりばめられています。 これだけ多数のゲームからキャラが参加しているにも関わらず、主人公のバランスが絶妙だと思います。 戦力的には強すぎず弱すぎずなので、自分の思い入れのあるキャラを存分に使うことができます。 ストーリー的にも、うまく他のキャラを引き立たせながら話がまわっていく感じ。 そして何より音楽のアレンジが秀逸です。 各ゲームのメインテーマやキャラのテーマがアレンジされているんですが、これまた懐かしい。 あのなつかしのキャラが、あのセリフをあの音楽に乗せて言ってくれる。これは燃えます。 気になっているのであれば、買って損はしないと思います。