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ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~

29位

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2003年2月13日ナムコからPlayStation2向けに発売された群像ドラマチックファンタジーシミュレーション・ゲーム(SLG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:PS2シミュレーションレトロゲームSLGプレステ2
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

ヴィーナス&ブレイブス 魔女と女神と滅びの予言

『ヴィーナス&ブレイブス 魔女と女神と滅びの予言』は、世界の危機に立ち向かった女神と不死なる男、そして名もなき勇者達が繰り広げる群像ドラマチックファンタジーを楽しめるシミュレーションRPGです。 騎兵隊長であるプレイヤーの扱いひとつで隊員同士に友情が芽生えたり、結婚して子供が産まれたりと様々なイベントが発生します。感情表現豊かなキャラクター達が織り成す群像ドラマチックなストーリーは、前作「7(セブン)モールモース騎兵隊」の2倍以上となっています。前作で好評の斬新な戦闘システム「ローテーションバトルシステム」は今作でも健在となっており、さらに友情の芽生えたキャラ同士で「召喚攻撃」が可能となっています。 8頭身キャラクターグラフィック、有名声優陣によるキャラクターボイスがドラマを盛り上げてくれます。

★★★★★

メインテーマは1度聴いたら忘れない

何回も流れるいい曲ね ナムコはもっとこういうゲームを作ればいいのに EDなんか誰にも予想できない、今のクリエイターだってこの映画のような演出を作り出せやしない。 素晴らしくハイセンス。ブラッドかっこいい。 道中女の子出てくるんだけどあの結末と歌が今思い出してもツライ! 100年は長い、だけどあのED見たら終わったという感覚よりは永い物語から現実の世界に戻されてまたリアルが始まったというようなここからがスタートで未来は明るいんだ!みたいな気持ちになった。 話に入り込ますのも話から送り出すのも上手いストーリーなんですよ。まさに読み聞かせ。 この作品のようなものに未だ出会ってない。 現ナムコが失ったものが全て詰まっている

★★★★★

今でも十分楽しめる名作

現在PSもPS4まで進化し、PS2当時に発売された当作品もかなり安価で買えるようになった。 自分は他の中古サイトで700円程度で購入(恐らくどこも1000円以下という相場だろう) その為、この評価は安価で手に入れる事が出来るという条件を加味した上での評価となります。 ■ここが良かった■ 作品の全体的なヴィジュアルは、当時の流行りのデザインという訳でもない為、古い作品ではあるもののmその古さを全く感じない。 他の作品ではキャラの髪型やさまざまなパーツから1,2つ昔の絵だなぁ…なんて思う事も良くあるがそういった事はこのゲームには無く、むしろ新鮮な気持ちでプレイ出来た。 ストーリーも申し分の無い出来で、キャラクターの位置づけも上手い。 コンセプトである100年を戦うという他の作品では中々味わえないポイントも、結婚システムやアイテム継承等で上手く活かしている。 バトルシステムも、様々なキャラクターの特徴を把握しつつ、敵をどう倒すのか。 恩恵を得られるトドメを誰が刺すのかといった思考が、面白く飽きる事無く楽しむことが出来た。 ボリュームに関しても丁度良い感じ。 まだプレイしたい!という方にもクリア後のクロニクルモードというある意味こちらが本番といったモードもあるので、やりこみプレイが好きな方にもお勧め。 音楽面も素晴らしくOPからEDまでしっかりとストーリーを引き立ててくれていて、作品を常にも盛り上げてくれていて邪魔になる事は一切ない。 ■ここが悪かった■ 初見プレイでは、どうしても手探りプレイになりがちだが、このゲームでは今の戦力ではもう詰んでいる…という状況も後半出てくる可能性は否定できず何度かプレイを重ね、要領を得ていく必要はあるように思う。 適当に敵を攻撃していれば、勝手にレベルがあがり、スキルが増えていくといったゲームでも無いので、そういった複雑さを嫌うかたには向いていないだろう。 何度も最初からプレイはしたくは無いという方は、素直に攻略サイト等で事前に知識を入れておくのをお勧めするし、まめにセーブする事を強くお勧めいしたい ■総評■ 前々から評判が良いゲームというのは分かっていたものの、これほど素晴らしいゲームだとは正直思わなかった。 今までファミコンから現在のPS4まで色々なゲームをしていたが、間違いなくベスト10に入る作品だと言えます。

★★★★★

PS2を代表する名作の一つ

不老不死となった主人公が、女神と共に、部隊を率いて100年間戦い続けるゲームです。 女神の持つ預言書には、将来起こる災厄が記されております。 主人公は災厄を食い止めるべく、世界に蔓延った魔物を討伐しつつ、部隊を強化して災厄に備えて行きます。 戦闘は非常に独特なゲームシステムで、4×3のグリッドで構成された12マスの上にキャラクターを最大7人まで配置してのローテーションバトルとなります。 列はそれぞれ前衛・中衛・後衛の3列となっており、前衛は魔物への攻撃&被撃、中衛は前衛への補助、後衛は回復と、列ごとに役割行動が決まっております。 前衛は回復を行うことができないため、ローテーションによって、「前衛→後衛、後衛→中衛、中衛→前衛」へと部隊を列ごとに交代を行って、前線の兵士を休ませる必要がございます。 行動順は、キャラごとの「素早さ」のステータスによって自動的に順番で攻撃が行われます。 プレイヤーに託されるのは部隊の編成と、ターンごとのローテーションの有無選択のみです。 魔物にも属性、行動パターン、習性が決まっておりすべての戦闘時に事前に確認することができます。 魔物を理解した上で戦う戦闘はパズルに近い感覚です。 仲間にはそれぞれ職業が割り振られており、職業ごとに特化した性能を持ちます。 例えば、「魔女」は前列の攻撃は貧弱で、後列の回復もできないですが、中列の前列補助において、攻防に置いて強力な性能を持ちます。 「神官」は前列の攻撃は貧弱ですが、中列にて防御に特化した補助を持ち、後列では高い回復性能を持ちます。 ローテーションシステムなので、適材適所においていたとしても、戦闘を上手くこなすならば、どこかで前列に出る必要があるため、 常に最適な位置取りを考える非都合がございます。 習性とは、「HPの低い仲間を優先に狙う」といったターゲットの取り方であり、ランダム要素はございますが、基本的には詰め将棋的な間隔に近いです。 ただ、戦闘で1度、HPが0になったキャラクターは戦死扱いとなり、キャラクターはロストし、復帰不能となります。 見た目に反してかなりシビアなゲーム展開も隣り合わせです。 主人公は不老不死ですが、仲間たちは当然ながら年老いて行きます。 キャラごとに年齢に応じた「成長期」「成熟期」「衰退期」の時期が固有に決まっております。 一年経過すると仲間は全員等しく一歳年を取り、衰退期になるまで、ステータスが成長していきます。 衰退期になると、一年ごとに、急激にステータスが低下していきますので、引退させてあげるのが仲間にとっても、部隊維持にも大切です。 仲間たちは戦闘で連携行動をとることで、親密な関係に発展することもあり、同性同士なら親友状態、異性同士なら恋愛、結婚に発展します。 親友になると、戦闘中に強力な必殺技が行えるようになり、結婚すると、キャラクター間に子どもが授かります。 子どもは成長すると、部隊に志願し、親の遺伝子・職業を引き継いだ強い仲間として部隊に受け入れることができます。 優秀な人材、貴重な職業は結婚させて部隊の強さを維持させるなど、将来を見据えての編成を考える必要があります。 親友は短期的に戦力を急向上させ、恋愛は長期的に戦力を向上させます。 しっかりとしたシナリオはございますが、基本的なゲームシステムの流れは変わりませんので、どうしても中盤あたりがこのゲームの評価に左右されます。 序盤と終盤のシナリオの展開、盛り上がりは素晴らしいと思います。 ゲームの肝は、世代交代を意識しながらの戦力の維持・増強、魔物を討伐することによる世界の平和維持です。 人によって評価が大きく分かれるゲームです。 個人的に楽しいと感じたタイミングは、結婚、出産、成長の後の子どもが部隊に入った直後、子どものステータスをみて、今後の成長を加味しつつも向こう20年は安泰と確信したときの安心感、期待感、高揚感。 あの感覚は他のゲームでは感じられない特有の楽しさです。 シビアなゲームではありますが、グラフィック、世界観、サウンド、どれも一級品で、PS2の名作であると私は思います。

★★★★★

ゲーム内と言えども、貴方は100年間闘い続けられますか?byおじさん。

星5の理由 ヴィーナス&ブレイブス 魔女と女神と滅びの予言 このゲームは、なかなかに骨の折れるゲームだと思う。上手くキャラを成長させて行ければクリア出来るが、運の要素も大きい所も否定出来ない。 ただ、戦闘面に関しては、ダメージ計算を頭の中で計算出来る人は、何手目で詰み!とどめはこのキャラで。と、言うプレイも出来てしまう所もある。 個人的感想ですが、コツコツ遊ぶのが好き!と言うお方は楽しめると思うし、せっかちなお方には辛いゲームかもと感じるのです。 簡単にクリア出来るゲームには、飽きたよ…。と言うお方にもお薦めですね♪ レビューを読んでいただき、ありがとうございます。(^^)

★★★★★

永遠と思われる時を戦いを続けた先にあるものとは

「百年間戦い続ける」というのがこのゲームの大まかな流れです 主人公のブラッドは不老不死で、山賊団を率いて各地で魔物を討伐しています 子供の頃から育て、供に戦ってきた仲間も今では外見上、遥か年上の初老周りで老いて死んでいく仲間達を見送る様は心が痛みます 戦闘はローテーションを行い、コミカルかつ戦略的に楽しむことができます オウガバトルのような戦闘画面の4×3のマスに最大7人の仲間を配置します 攻撃、防御、魔法などのコマンド入力はなく、列ごとに決められた行動を取り、陣形と列を入れ替えるタイミングが全てを決めるため、 ユニットの職種と能力を考え、配置するマスを考慮しなければなりません 経験値稼ぎからのゴリ押しは不可能なので配置を誤れば簡単に敗北します 編成に気をつけて戦えば負ける頻度は一気に減ります 主力キャラが引退すると当然状況が悪化し、シビアな状況に陥ります この気の抜けない緊張感を維持できるバランスは、安定期と同時に作業化してしまうジレンマを見事に克服しています ユニットを上手く配置する戦術と将来を見据えて若い人材を育てていく戦略が不可欠になります 逆を言えば、ずっとプレイしていれば戦闘が楽になるわけではないので一連の流れに楽しみを見出せないと正直辛いかと思われます 常に状況が変化し、どんなに強いキャラも衰退し引退がやってくる 人間の儚い一生をテーマにした壮大なストーリーと相まって、良い時と悪い時を繰り返す様は人生の縮図のように思えました

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